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アメリカ シカゴ シェッド水族館

  • 私の旅行記
  • 2019年1月14日
  • 読了時間: 8分

更新日:2020年12月28日


こちらは、アメリカ・イリノイ州の都市シカゴの「ミシガン湖」に沿って建つ世界最大規模の水族館「シェッド水族館(John G. Shedd Aquarium)」です!

公園地区「ミュージアム・キャンパス(Museum Campus)」に併設された施設で、シカゴの老舗「デパートーシャル・フィールド社」の2代目社長からシカゴ市に贈られたもので、1930年(昭和5年)5月にオープンしました。

古代ギリシャ風「ボザール様式」の館内には5つの常設ギャラリーがあり、ペンギンやベルーガも人気です。今回は、年間200万人が訪れる人気スポット「シェッド水族館」をご紹介させていただきます。

【歴史】

「シェッド水族館(John G. Shedd Aquarium)」は、世界で一番大きな室内水族館で、世界中から8千種以上7000匹に及ぶ種類の魚や水生動物を管理し、シカゴでは最も人気のあるの一つです。

ミシガン湖に面した57エーカー(約23ヘクタール)の公園地区ミュージアム・キャンパス(Museum Campus)に併設された人気スポットで、2005年と2007年には全米の水族館で最多入場者数を記録し、年間通算で200万人を超える人が訪れています。

シェッド水族館は世界で最初の内陸水族館として、大富豪「ジョン・グローブス・シェッド」氏が、世界で最大の水族館をつくるようにと、シカゴ市に200万ドル寄付して、1930年(昭和5年)5月にオープンしました。

300万ドルの建設費をかけ、132個の展示用水槽を備える施設として完成した「シェッド水族館」は、3年後の1933年に開催された「シカゴ万国博覧会」で世界にお披露目されました。

オープンに際しては特別に20本の鉄道列車を設え、約1,500マイル(2,400キロ)離れたフロリダ州「キーウェスト」とシカゴを8往復し、1,000,000米ガロン(380万リットル)もの海水を運んだということです。特別列車による運送は1959年まで続きました。

アメリカで最も歴史の深い水族館でありながら、時代ごとに改善と新築を重ね、研究や保護の方面でも力を入れ、世界でも評判な水族館に発展しました。

中でも1991年に設立されたオーシャナリウムは大好評で、ガラス張りの壁に「ミシガン湖」の景色をとりいれて、遠い海を連想させたデザインで人気を集めました。

2003年にオープンした「ワイルドリーフ」の床から天井までを水槽の壁にし、鮫との距離を最短にしようとしたデザインも好評です。

【5つのギャラリー】

「シェッド水族館」館内では、「Waters of the World(世界の水域)」・「Caribbean Reef(カリビアンリーフ)」・「Amazon Rising(アマゾンライジング)」・「Wild Reef(ワイルドリーフ)」・「Abbott Oceanarium(アボットオーシャンルーム)」などの5つ常設ギャラリーを見ることができます。

〖Caribbean Reef(カリビアンリーフ)〗

水族館の入り口のすぐそばにあるのが「カリビアンリーフ(Caribbean Reef)」です。

この 340,000 リットルの水槽では、熱帯のサンゴ礁の 360 度の眺めが楽しめます。アカエイや魚の群れが滑らかに泳ぐ様子を観察し、通り過ぎるサメを眺めることもできます。

展示の周りを歩くと、水族館の人気者のアオウミガメのニッケルが見つかるかもしれません。ダイバーが魚に餌を与え、来館者の質問に答える「ダイビングプレゼンテーション」も是非とも見学しましょう。

〖Waters of the World(世界の水域)〗

「ウォーターズ・オブ・ザ・ワールド(Waters of the World)」は、76 の淡水環境と海水環境で何百もの水生動物種を展示しているギャラリーです。

ここでは、アジアの川からアフリカの湖やバハマ諸島の島々など、様々な場所に行った気分にさせてくれます。ガイドなしで地球の多様な水生生物を見て回り、タツノオトシゴ、淡水カメ、深海魚だけでなく、アリゲーターも探してみましょう。

五大湖の展示では、「ミシガン湖(Lake Michigan)」と周辺の湿地帯の生態系が再現され、幅広い種類の地元の生き物が紹介されています。

〖Wild Reef(ワイルドリーフ)〗

「ワイルドリーフ(Wild Reef)」は、魅力的な捕食動物だらけで、どこを見てもサメまたサメばかり。

フィリピンに実存する島から発想を得た「ワイルドリーフ」では、生きたサンゴが存在する広く色鮮やかなサンゴ礁を展示して、熱帯太平洋の生態系を再現しています。

水族館内でサメを一番多く展示している場所でもあり、サメが泳ぐ姿をもっと見たいという方には、人数限定の餌やりツアーがおすすめです!水族館のバックステージで海の肉食動物が何をどのように食べるのかを見ることができますよ。

〖Abbott Oceanarium(アボットオーシャンルーム)〗

「アボットオーシャナリウム(Abbott Oceanarium)」の見どころは、太平洋北西部の海中と沿岸の貴重な生き物です。

ここでは、シロイルカ、イルカ、アシカ、ラッコなどの海洋哺乳類を観察できます。 水族館のプレゼンテーションを見ると、これらの動物について学ぶことができ、子供連れの方は北極をイメージした体験型の遊び場「ポーラー・プレイ・ゾーン(Polar Play Zone)」へ向かいましょう!

ここには、子供に合わせた大きさの潜水艦やヒトデに触れられるタッチプールがあります。海中観察ギャラリーでは、イルカやクジラと目と目を合わせることができます。

子供連れでなくても「ポーラー・プレー・ゾーン」へ行って、マゼランペンギンやイワトビペンギンのコロニーがあるペンギンエリアへ行けば癒されること間違いなしです!

〖Amazon Rising(アマゾンライジング)〗

「Amazon Rising(アマゾン・ライジング)」はひと際ユニークなゾーンです。このゾーンは「アマゾン」がテーマなので、「アマゾン」特有のなまずや巨大淡水魚などをはじめ、様々な魚を見ることができます。

「Amazon Rising(アマゾン・ライジング)」のユニークな所は、水槽の全面が水中だけではなく、水上の様子も同時に見ることができ、「アマゾン」に生息する水鳥なども見ることができるところです。

水鳥の卵などもあり、水鳥はここで生活しているため、水槽によって何種類かの水鳥を見ることができます。陸上には、日本で見ることができない種類のカエルなども、数種類見ることができます。

また、爬虫類も多く淡水魚と同じ水槽で見れて、まさに「アマゾン」に居るかのような感覚にさせてくれます。ただ、水槽によっては注意して見ないと、何が居るのか分かりにくいので、水槽の所にあるプレートを見て、何が居るのか確認して「アマゾン」の生物を探してみてください!とても興味深い体験ができますよ。

〖カフェ&レストラン〗

「シェッド水族館」には、当然ご飯を食べるところはありますが、入り口が並ぶのと同様に結構人が並んでいます。

また、カフェコーナーとレストランがわかれているため、少しわかりにくいです。更に、カフェコーナーの場合はテーブルに座ることはできないため要注意です。

ただ、座れても待ち時間はかなり長そうだったので、時間や疲れ具合に応じて選んだほうが良いでしょう。

【ミュージアム・キャンパス】

「グラント・パーク」の文化エリア「ミュージアム・キャンパス」は、広大な緑地にジョギングコースや遊歩道が設けられています。

「シカゴのフロントヤード(前庭)」といわれる「グラント・パーク」の南端に位置する景観地区で、1998年にオープンしました。

「NFL・シカゴベアーズ」の本拠地「ソルジャーフィールド」をはじめ、シカゴでも有数のミュージアムやスタジアムが建ち並ぶ文化エリアです。

敷地内には「シェッド水族館」のほか、アメリカ初のプラネタリウムとして国家歴史的建造物にも指定されている1930年開館の「アドラープラネタリウム(Adler Planetarium)」や、 現存する最大のものといわれる「Tレックス(テラノザウルス)」の骨格標本がある「フィールド自然史博物館(Field Museum of Natural History)」が隣接しています。

また、2016年の夏からは、無料Wi-Fiも利用できるようになりました。

【チケット】

「シェッド水族館」の入館料金は、一般$39.95、子ども$29.95になります。

〖シカゴ・シティパス〗

現地でもチケット購入することができますが、通常時でも並ぶことがほとんどです。

そのため、オンライン購入するのが最もおすすめで、中でもダントツでおすすめなのが「シカゴ・シティ・パス」です!

「シカゴ・シティ・パス」であれば、もちろんチケット購入のための長蛇の列に並ぶ必要がなく、料金もお得になります。

更に「シカゴ・シティ・パス」を利用すると、ニューヨークの観光スポット5箇所を通常料金よりもお得なセット価格で回ることが可能なんです!

・「ウィリスタワー」

・「シェッド水族館」

・「フィールド自然史博物館」

・「ジョン・ハンコック・センター」または「科学産業博物館」

・「アドラー・プラネタリウム」または「シカゴ美術館」

また、「ファストパス」と比べて大きなメリットが存在し、それは有効期間が9日間であること。つまり日付指定の「ファストパス」と違い、晴天の日を狙って「ファストパス」を利用することができます。

これらを加味すると、シカゴで2泊3日以上で、「シェッド水族館($39)」と「ウィリスタワー($49)」と「ジョンハンコックセンター($20)」だけで元を取れる計算になります。

※シカゴ・シティパスの注意点※

「シカゴ・シティパス」を購入する際は、以下の点だけ注意してください。

・予約完了後に印刷できる「バウチャー」をシティパス・ブックレットに交換できるのは、購入から1年以内

・シカゴ・シティパスのブックレットは9日間有効

※シカゴ観光で10日も滞在することは考えにくいですが、有効期間は9日間ですのでご注意を。

【アクセス】

「シェッド水族館」は、シカゴの「ダウンタウン」にあり、CTAバス146番「Shedd Aquarium」下車します。

この都市には、世界各国の都市から「シカゴオヘア国際空港(Chicago O’Hare International Airport)(ORD)」と「シカゴミッドウェイ国際空港(Chicago Midway International Airport)(MDW)」経由で簡単にアクセスすることができます。

いかがでしたでしょうか。

シカゴのフロントヤードに建つ世界最大級の水族館「シェッド水族館」をご紹介しました。

「シェッド水族館」は、子連れで時間がある方はシカゴ観光の選択肢の1つなのは間違いありません!また、朝一行けるスケジューリングをおすすめします! 

シカゴの観光スポット5ヶ所をお得に巡れる「シカゴシティパス」が利用できるスポットですので、シカゴ観光の際は是非とも訪れてみて下さい!

【基本情報】

シェッド水族館

住所:1200 S. Lake Shore Dr., Chicago

電話番号:(312)9392438

営業時間:

月曜日~土曜日 9時00分~17時00分

日曜日 9:00~18:00

料金:一般$39.95、子ども$29.95

定休日:なし

アクセス:CTAバス146番「Shedd Aquarium」下車。

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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