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フランス パリ カタコンブ・ドゥ・パリ:魅力・見どころ・アクセス方法・入場方法・チケット購入方法・基本情報まで徹底ナビ!

  • 執筆者の写真: 私の旅行記
    私の旅行記
  • 2021年1月25日
  • 読了時間: 8分

更新日:2022年11月10日


こちらは、フランス・パリの地下深く600万人が眠る世界最大の地下墓地「カタコンブ・ドゥ・パリ(Catacombes de Paris)」です!


華やかなパリの都の地下には数え切れないほど無数のガイコツがひしめいており、世界最大の地下墓地は地上とはまったくの別世界。 両側の壁を埋め尽くす頭蓋骨たちに見降ろされ、 通路を進んだ先は全くの異次元の世界へとつながっています。


今回はそんな、「カタコンブ・ドゥ・パリ」の魅力・見どころ・アクセス方法・入場方法・チケット購入方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます!

【カタコンブ・ドゥ・パリ:基本情報】

〖歴史・概要〗

「カタコンブ・ド・パリ」は、フランスの首都パリの地下にある世界最大規模の地下墓地で、約600万体の遺骨が納められており、正式名称は「ロシュエール・ミュニシパル(市営納骨堂)」と言います。深さは地下20m~30m。パリ全域の地下に広がり、全長500kmはあると言われており、一般公開されている見学コースはそのうちの約1.7kmになります。埋葬されている著名人は、フランス革命でギロチン処刑された「マクシミリアン・ロベスピエール」・「ジョルジュ・ダントン」・「カミーユ・デムーラン」・「アントワーヌ・ラヴォワジェ」。また、その敵方とも言える「ルイ15世」の公妾の「デュ・バリー夫人」も埋葬されています。更に、作家の「フランソワ・ラブレー」・「ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ」・「シャルル・ペロー」も納められています。ただし、骨は特定されていません。

そして、この地下墓地が一風変わっている理由は、ここがもともと採石場だったということ。昔からパリは石造りの建物が主要ですが、材料となる石は地下から発掘していたそうで、「カタコンブ」も以前は採掘場所でした。いくつもの歴史が交差し生まれた「カタコンブ」ですが、歴史が動き始めたのは18世紀の終わり頃。当時パリにあった地上建物内の納骨所は許容範囲を超え、衛生面での問題が後を絶ちませんでした。そこで既にあった地下の採石跡の空洞部分に、街中に溢れた遺骨を洗浄し移動させることが決まり、「カタコンブ」が誕生しました。1786年から実に2年の年月をかけて移動させた遺骨ですが、1859年にオスマンのパリ大改造によってさらなる遺骨が発見されたため、さらにそれらも移され現在の形が出来上ったのです。


〖住所〗


1 Av. du Colonel Henri Rol-Tanguy, 75014 Paris,


〖電話番号〗


+33143224763


〖アクセス〗

「カタコンブ・ドゥ・パリ」の最寄りは「RERB・メトロ4,6号線/ダンフェール・ロシュロー駅(Denfert-Rochereau)」。駅を降りて目の前「ダンフェール・ロシュロー広場」の近くにあります。

また、入口から出口が離れているのも「カタコンブ・ド・パリ」の特徴。出口は「ダンフェール・ロシュロー広場」から南へ伸びる「ルネ・コティ通り」です。入口と出口が異なるのと、地下を通って方向感覚がなくなるため、地上に出た際は、今自分がどこにいるか迷うことがあるかもしれません。ちなみに、出口には「カタコンブ・ド・パリ」のグッズを扱う公式ショップもあります。

出口の最寄りはお隣のメトロ4号線「ムトン・デュヴェルネ駅(Mouton-Duvernet)」です。


〖入場料金〗

・大人:14ユーロ

・子供(18歳以下):無料

・オーディオガイド:1人につき5ユーロ(フランス語・英語・スペイン語)

※14歳以下の子供は、成人の同伴者が必要です。


【事前予約の場合の入場料金】:

・大人:29ユーロ(オーディオガイドを含む)

・子供:5ユーロ


事前にオンラインサイトで予約購入しておけば安心ですし、カタコンブの入場が優先になります。旅行中の滞在スケジュールも立てやすいので、事前購入をおすすめします!公式サイトからの購入も可能ですが、フランス語や英語での購入になります。いざ外国語サイトでの購入となると、不安がつきものですよね。希望の日時にきちんと予約が取れているか、予約したチケットに不具合がないか、当日まで不安な気持ちで過ごされる方もいらっしゃると思います。その場合は日本語予約できるツアー会社を利用するのをおすすめします!日本語で購入でき、サポートも日本語ですので安心ですし、また【公式サイト】とほぼ同額で購入できるのも嬉しいポイントです!


〖営業時間〗

火曜日~日曜日:10:00-20:30

※入場受付は19:30まで


〖定休日〗


月曜日・祝日(ただし7月14日, 8月15日, 11月1日, 11月11日を除く)


〖公式サイト〗



【注意事項】

カタコンブに入場する際には、手荷物の大きさが決まっており、40×30㎝以内の大きさのバッグで背中にバッグを背負うことは禁止されています。また、地下道へは狭い螺旋階段を上り下りします。また入口から出口までは、約1.5㎞の地下道を歩きますので、歩きやすい靴で行きましょう。「カタコンブ」の入口と出口の場所は異なりますのでご注意ください。また、「カタコンブ・ド・パリ」は地下に広がる施設だけに、普段のパリ観光とは違った注意が必要です。見学できる地下空間のある場所は、地上から20m以上潜った場所。地下鉄が通る深度と比べて、かなり深いところまで降りていきます。階段は下りが131段、上り112段あります。見学はすべて徒歩になり、ところどころで地下水が濡れているので、歩きやすい靴で訪れましょう。地下空間のため、温度は常に14度あたりに保たれています。夏は涼しく冬は暖かいですが、寒暖差があるため温度調節できる服装が必要です。

【カタコンブ・ドゥ・パリ:魅力・見どころ!】


「カタコンブ・ドゥ・パリ」は地下20メートルの場所に位置するため、130段ある螺旋状の階段を下りるところからミステリーツアーは始まります。降りるにつれて現実世界から離れていく感覚を味わうことでしょう。地下入口にはフランス語で「止まれ!ここは死の帝国である」という迫力満点のメッセージが刻まれています。古代ローマの詩人ウェルギリウスの叙事詩『アエネーイス』からの引用で、フランスの詩人「ジャック・ドリル」による訳です。

いざ、死の帝国に足を踏み入れるとそこは時を越えた「死の世界」。2kmに及ぶ地下道の壁は隙間なく手や足の骨、頭蓋骨で埋められています。誰がどのようにして亡くなった遺骨なのか。移動させられたという歴史上、今となっては解明不能で謎も多いうえ、あまりに広い敷地のため、過去200年の間にはここカタコンブで迷った末に命を落とした人も。地下道を歩いていると本物のお墓もあり、そこは完全に異世界と言えます。

途中目に飛び込んでくるのが「サマリテーヌの泉」。これは地下水が湧き出る井戸で、その水を「カタコンブ」の骨の壁を接合し建設するためのモルタルに使っていました。

さらに進むと骨を樽のように形作った柱に到着します。1897年4月2日の深夜0時から同2時にかけて、ここでコンサートが開かれました。演目は「フレデリック・ショパン/葬送行進曲」と「カミーユ・サン・サーンス/死の舞踏」。コンサートには多くの人が詰めかけたそうです。その当時から「カタコンブ・ド・パリ」は、ホラー好きなパリ市民にとって人気の場所だったことがうかがえます。

【ギフトショップ】


再び地上へ上がってカタコンブを出ると「ギフトショップ」があります。中はもちろん骸骨一色であり、骸骨の置物やお菓子、そして骸骨関連の書籍などが並びます。フランスという事もありそれらしいポストカードもありますが、カタコンブのポストカードも販売されています。



いかがでしたでしょうか。


「カタコンブ・ド・パリ」は、そのイメージからお化け屋敷のようなスポットと思われがちですが、ここはフランスおよびパリの歴史と密接に関連した場所。パリの町が歩んできた歴史を遊園地のアトラクションのようなスリルさも含めて、新たな角度から知ることができる施設です。


頭蓋骨でハートマークが描かれていたり、ワインの樽の様な形が描かれていたりと、 この納骨堂に遺骨を埋葬した当時の人々のちょっとした遊び心が感じられ、思わず微笑ましい気分になってしまいます。 フラッシュを使用しなければ写真撮影も許可されているので、気に入った頭蓋骨とぜひ記念撮影などいかがでしょうか!

【基本情報】

カタコンブ・ドゥ・パリ(Catacombes de Paris)

住所:1 Av. du Colonel Henri Rol-Tanguy, 75014 Paris,

電話番号:+33143224763

〖アクセス〗

「カタコンブ・ドゥ・パリ」の最寄りはRERB・メトロ4,6号線/ダンフェール・ロシュロー駅(Denfert-Rochereau)」。駅を降りて目の前「ダンフェール・ロシュロー広場」の近くにあります。

入場料金:

・大人:14ユーロ

・子供(18歳以下):無料

・オーディオガイド:1人につき5ユーロ(フランス語・英語・スペイン語)

※14歳以下の子供は、成人の同伴者が必要です。

【事前予約】

事前予約の場合の入場料金:

・大人:29ユーロ(オーディオガイドを含む)

・子供:5ユーロ

事前にオンラインサイトで予約購入しておけば安心ですし、カタコンブの入場が優先になります。旅行中の滞在スケジュールも立てやすいので、事前購入をおすすめします!公式サイトからの購入も可能ですが、フランス語や英語での購入になります。いざ外国語サイトでの購入となると、不安がつきものですよね。希望の日時にきちんと予約が取れているか、予約したチケットに不具合がないか、当日まで不安な気持ちで過ごされる方もいらっしゃると思います。その場合は日本語予約できるツアー会社を利用するのをおすすめします!日本語で購入でき、サポートも日本語ですので安心ですし、また【公式サイト】とほぼ同額で購入できるのも嬉しいポイントです!➡

営業時間:火曜日~日曜日:10:00-20:30

※入場受付は19:30まで

定休日:月曜日・祝日(ただし7月14日, 8月15日, 11月1日, 11月11日を除く)


※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。



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