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フランス パリ エッフェル塔:魅力・見どころ・アクセス方法・入場方法・チケット購入方法・基本情報まで徹底ナビ!

  • 執筆者の写真: 私の旅行記
    私の旅行記
  • 2021年1月13日
  • 読了時間: 18分

更新日:2022年11月10日


こちらは、1889年にパリ万国博覧会に建設された鉄骨記念建造物であり、フランス・パリのシンボル的存在にして、観光名所として人気の「エッフェル塔(La tour Eiffel)」です!


パリにとどまらず、フランスのシンボルにもなっている「エッフェル塔」は、「セーヌ河」のすぐそばにあり、「パリのセーヌ河岸」として世界遺産に登録されています。これまでに2億人以上が訪れており、年間に訪れる観光客は約700万人にも及びます。


今回はそんな、「エッフェル塔」の魅力・見どころ・アクセス方法・入場方法・チケット購入方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます!

【エッフェル塔:基本情報】

〖歴史・概要〗

フランス革命100周年に合わせてパリ万国博覧会が開催されたのが1889年。当時のヨーロッパは産業革命の真っ只中であり、新しいパリのシンボルとして、数ある案の中から選ばれたのがこの鉄製の巨大建造物である「エッフェル塔」です。設計したのはフランスの建築家であり、「鉄の魔術師」とも称される「ギュスターヴ・エッフェル」。塔建設以前に手掛けた「ニース天文台」のドームやポルトガルの「マリア・ピア鉄道橋」など、難しいと言われていた建設を新しい工法などを用いて実現。パリ7区にある世界最古の百貨店「ル・ボン・マルシェ」やアメリカの「自由の女神像」の設計に関わった事でも知られています。


今でこそ市民から愛されている「エッフェル塔」ですが、建設案が出た当時は石作りの街の中心部に鉄塔を建てることに対して「街の景観を壊す」と多くの市民が猛反発。特に芸術家からの批判(1887年2月の『芸術家の抗議』)はすさまじく、芸術誌「ル・タン」には「エッフェル塔」が「黒くて巨大な工場煙突のごとき馬鹿げた塔」であるとする抗議声明まで掲載されました。その後、多くの議論を経て万国博覧会から20年後までに取り壊すことを条件に建設が決定したのですが、抗議により作業が中断していた影響もあり、わずか25ヶ月の突貫工事となりました。建設時に事故がゼロであったことは奇跡と言えるでしょう。

また、建設時こそ批判を受けた「エッフェル塔」ですが、建築から20年が経過した後も軍事用の無線通信において利用価値が認められ、存続が決定。次第にパリのシンボルとして愛される存在となっていき、1991年には「エッフェル塔」を含めた「セーヌ川」周辺地域が世界遺産に登録され、歴史的・文化的な価値を世界に認められています。1889年の建設当時は312.3メートル(現在は放送用のアンテナを設置している為324メートル)で、1930年に【ニューヨーク】の「クライスラー・ビルディング(319メートル)」が竣工されるまでは世界一の高さを誇る建築物でした。「東京タワー」は333メートルで「エッフェル塔」よりも高いですが、「東京タワー」の完成が「エッフェル塔」完成から69年後の1958年だったことを考えると、「エッフェル塔」が建築された当時の衝撃が分かりますね。


ちなみに、「エッフェル塔」は少しさびているような色が印象的ですが、実はこの色は鉄が雨を浴びて変化した色ではなく、7年に一度ぐらいのペースで意図的に塗られているものなのです。しかし、この独特の茶色が2022年には金色に近い色合いへ変わることになりました。現在「エッフェル塔」では、2024年の「パリオリンピック」開催に合わせ、130年の歴史の中で最大の改修を実施中。茶色から金色に近い色合いへの変更は、その一環として行われ、今後これまでの19回分の塗装の層は全て取り除かれ、「エッフェル塔」を設計したギュスターヴ・エッフェルがもともと望んでいた「黄色がたった茶色」の塗装が施されるのです。「エッフェル塔」の運営会社の社長は「オリンピックの前までに、エッフェル塔は今まで見慣れていた色よりも、少し金色に近い色合いになります」と述べています。

【建造の基本データ】

設計者:ギュスターヴ・エッフェル(1832~1923)

着工年月日:1887年1月28日

完成年月日:1889年3月31年

高さ:324m(1,063ft)

第1展望台の高さ:58m(190ft)

第2展望台の高さ:116m(380ft)

第3展望台の高さ:276m(905ft)

最上階までの階段の数:1,665段

総重量:10,100トン

使用金属の総重量:7,300トン

建設費:150万ドル(約1億5,000万円)

※現在の貨幣価値だと約160億円ほどになると言われています。


〖住所〗


Champ de Mars, 5 Avenue Anatole France, 75007 Paris,


〖電話番号〗


+33892701239


〖アクセス〗

「エッフェル塔」は、パリの中心から西寄りの「セーヌ川」沿いに建っています。


【地下鉄(Metro)の場合】:

・9番線:Trocadéro(トロカデロ) 駅:徒歩15分

・6番線:Bir-Hakeim(ビラケム) 駅:徒歩10分

・8番線:Ecole militaire(エコール・ミリテール)駅:徒歩15分


【RER C線(近郊鉄道)の場合】:

・Champ de Mars – Tour Eiffel(シャン・ド・マルス=トゥール・エッフェル)駅:徒歩7分


最も近いのがRER C線の「シャン・ド・マルス=トゥール・エッフェル駅」で、次に近いのがメトロ6番線の「ビラケム(Bir-Hakeim) 駅」です。駅名は異なりますがこの2駅は隣接しています。

両駅から「エッフェル塔」までの行き方は、駅を出て「セーヌ川」沿いの「ブランリー通り」を北東へ。駅を出るとすぐに「エッフェル塔」が見えますので、それを目印に歩けば迷いません。両駅とも「エッフェル塔」までは、徒歩10分以内の距離です。

どちらの駅も近いのですが、「エッフェル塔」を見ながら近づけないのが残念。「トロカデロ駅」や「エコール・ミリテール駅(シャン・ド・マルス)」からはエッフェル塔まで少し歩きますが塔を見ながら近づけます。

「トロカデロ駅」からの向かい方は、「エッフェル塔」のビュースポットのひとつ「シャイヨー宮」のテラスを経由して行きます。駅構内にある、「エッフェル塔」が描かれた看板を目印に歩いて行くと、「シャイヨー宮」に最も近い出口となります。「シャイヨー宮」のテラスに出れば、「エッフェル塔」は眼前にありますので、テラスから塔までは分かりやすいです。こちらは徒歩10分強の距離です。


〖入場料金〗

「エッフェル塔」全体の高さは324m。展望台は3層に分かれ、1階部分が57m、2階部分が115m、3階部分が276mの高さにあります。2階まではエレベーターもしくは階段で、3階まではエレベーターを使って上ります。入場券も手段別に3種類(階段で2階まで/エレベーターで2階まで/エレベーターで最上階まで)あり、それぞれ値段が異なります。


【Ticket with access lift Second floor】:

エレベーターで地上階から2階まで上る事ができるチケットです。WEBで予約する際は「2nd floor」というチケット名になります。

・大人:16.60€

・12〜24才:8.30€

・4才〜11才:4.10€


【Ticket with access lift The top】:

エレベーターで地上階から2階へ、更に2階から3階へ上る事ができるチケットです。WEBで予約する際は「Summit」というチケット名になります。

・大人:25.90€

・12〜24才:13.00€

・4才〜11才:6.50€


【Ticket with access stairs Second floor】:

階段で2階まで上る事ができるチケットです。

・大人:10.40€

・12〜24才:5.20€

・4才〜11才:2.60€


【Ticket with access stairs 2nd floor + lift The top】:

階段で2階まで上がり、2階から3階へはエレベーターで上る事ができるチケットです。

・大人:19.70€

・12〜24才:9.80€

・4才〜11才:5.00€


【チケット購入方法】

入場券は当日現地でも買えますが、日にちと時間帯によってはたいへん混み合いますので、「エッフェル塔」の公式サイトで日時を指定して事前購入することをおすすめします!階段利用の入場券は2階までしかオンラインでは販売しておらず、階段で上った際の2階から最上階へのエレベーター部分は現地でしか購入できません。


公式サイトからの購入手順は、、、

・「エッフェル塔」の公式サイトで、上りたい階(2階までか最上階か)と手段(階段かエレベーターか)を選び、日時と人数を選択します。➡・携帯電話の番号をユーザーネームとして、氏名や住所などを記入してアカウント登録をしたのちに、クレジットカードで決済します。


2階までのエレベーターと比べて、最上階へのエレベーターは常に混み合い、直前の購入だと売り切れていることも多いです。日程に余裕をもって購入することをおすすめします!なお、オンラインチケットは、郵送か自宅で印刷かを選択することができます。自宅で印刷する場合は、A4の紙にプリントアウトして当日、現地で提示します。スマートフォンの画面にバーコードを表示させる方法でも良いのですが、いくつかのスマートフォンではこの方法に対応しないことがありますので注意が必要です。


〖営業時間〗

「エッフェル塔」の営業時間は、6月21日〜9月2日の期間をハイシーズン、それ以外の期間をローシーズンとして、ローシーズンとハイシーズンで営業時間が異なっています。


【6月21日〜9月2日(ハイシーズン)】:

・エレベーター:09:30~24:45※

・階段:09:30~24:45

※最上階の第3展望台にアクセスできるエレベーターの営業時間は、23:00までとなります。


【9月3日〜6月20日(ローシーズン)】:

・エレベーター:09:30~23:45※

・階段:09:30~18:30

※最上階の第3展望台にアクセスできるエレベーターの営業時間は、22:30までとなります。


〖エッフェル塔の入口と入場の流れ(エレベーター・階段)〗


① :【セキュリティゲートから敷地内に入場】

2017年以降、テロ対策強化のため、「エッフェル塔」の敷地内はフェンスで囲まれる様になりました。そのため、まずは「エッフェル塔」の敷地に入るためにセキュリティチェックを受ける必要があります。「エッフェル塔」敷地内への入場口は、以前は「ブランリ通り」沿いなどに複数ありましたが、2018年以降、塔の東側と南側にセキュリティゲートが設けられ、まずはそこでセキュリティチェックを受けて敷地内に入場する形になっています。


セキュリティチェックの列は①VISITORS WITHOUT TICKETS(チケットなし)、②VISITORS WITH TICKETS(事前予約チケットあり)、③RESTURANTS(レストラン予約)の3種類あります。①は長い行列ができていますが、②、③はほとんど並ばず入場することができると思います。チケットなしの列は混雑しているときはかなり待たされるようなので、事前チケットを購入しておけば、ここを並ばないですむだけでもかなり楽そうです。


② :【支柱の入口から入場】

セキュリティゲートを無事通過すると、ようやく「エッフェル塔」の敷地内に入る事ができます。南側のセキュリティゲートから入場した場合は、「エッフェル塔」の「PILIER SUD(南支柱)」の近くに出ます。東側のセキュリティゲートから入場した場合は「PILIER EST(東支柱)」の近くに出ます。


塔の敷地内には東西南北4本の支柱があり、以下4本の支柱は全て「エッフェル塔」内への入場口となっています。


・PILIER NORD(北側の支柱入口)

・PILIER SUD(南側の支柱入口)

・PILIER OUEST(西側の支柱入口)

・PILIER EST(東側の支柱入口)

どの支柱の入り口から入場するかは、階段とエレベーターのどちらを利用するかやチケット予約の有無などによって異なってきます。また、時期によって予約者と当日券購入者の並び口の場所は変わりますので、支柱を目印にするのではなく、入り口付近にある旗の色と文字を目印にして並んでください。


③ :【第2展望台から第3展望台への登り方】

地上階(0階)からエレベーターに乗って塔に上ると、第1展望台(1st floor)には止まらずに一気に第2展望台(2nd floor)まで移動します。階段で上った方は第1展望台(1st floor)を通って第2展望台(2nd floor)まで移動しますので、第1展望台で歩みを止める事も可能です。


第2展望台から、最上階の第3展望台(Summit)に上がる場合は、必ず一度、別のエレベーターに乗り換える必要があります。第3展望台へのエレベーターは、第2展望台に到着後、「SOMMET」という標識の方向に従って歩いて行けば見つける事ができます。

ただし、第2展望台から第3展望台に上がる場合は「Ticket with access lift The top」などの第3展望台に上がる事ができる乗車チケットが必要となります。また、第3展望台には階段で上ることはできません。第3展望台は、「SOMMET」や「SUMMIT」「TOP」「3rd floor」など、色んな表記や呼ばれ方をしますが、全て最上階の第3展望台を示しますので、混乱しない様にしてください。


※エッフェル塔の回り方※

エッフェル塔内は、第3展望台まで登る方であれば、最初に最上階の第3展望台まで上って、そこから下りながら「第2展望台」「第1展望台」の順で見学して行くとスムーズに観光できます。上の階から下の階に降りながら見学して行くのがポイントです!


〖公式サイト〗




【エッフェル塔:魅力・見どころ!】

〖地上階(Ground floor)〗

「エッフェル塔」の真下に位置する地上階には、塔内への入場口やチケット売り場だけでなく、カフェやギフトショップなどが営業しているほか、インフォメーションやチケットオフィスなどがあります。予約せずに訪問した方は、ここで当日券を購入する事ができます。「エッフェル塔」を真下から見る事ができるのもこのフロアだけです。


〖第1展望台(地上57m)〗

1階は地上から57メートルの高さにあります。ここには「エッフェル塔」のグッズなどを販売する公式ショップやサンドイッチなどを買える軽食コーナー「Le Buffe(ル・ブッフェ)」、レストラン「58 Tour Eiffel(58トゥール・エッフェル)」などが入っています。催し物会場として使われる「Salon Gustave Eiffel(サロン・ギュスターブ・エッフェル)」もあります。

足下が見えるガラス床が敷かれた部分や「エッフェル塔」の歴史などを学べる映像コーナーなども用意されており、「エッフェル塔」は上へ向かえば向かうほど階の広さが狭まっていきます。1階部分は広めのスペースにベンチなどが配されて、景色を眺めながらゆっくりするには最適の階です。


【エッフェル塔公式ブティック】

営業時間:9時30分~23時30分(6月中旬~9月中旬は9~24時)

休み:なし


〖第2展望台(地上116m)〗

2階は地上から115メートルの位置にあり、セーヌ川を行き交う船や夕日など、美しいパリ市内の展望を楽しむ事ができます。ここには1階同様に軽食コーナーの「ル・ブッフェ」や公式ショップに加えて、フランスのパティスリー「Lenôtre(ルノートル)」のマカロンを楽しめる「Bar à macaron(バーラ・マカロン)」があります。2階部分は2重構造になっており、最上階へのエレベーターは上部です。

レストラン「Jules Verne(ジュール・ベルヌ)」では、エッフェル塔からの景色を楽しみながらフランスの美食を楽しめます。料理は、世界的に有名な食のガイドブックで3つ星を獲得したパリのレストラン「Pré Catelan(プレ・カトラン)」のシェフを務める「フレデリック・アントン」氏がプロデュースしています。2階は最も混雑するフロアですので、簡易的な食事やお土産探しなら一つ下の「第1展望台」がおすすめです!最上階の第三展望台に行く場合は、階段で登ってきた方もエレベーターで登ってきた方もここで別のエレベーターに乗り換える必要があります。


〖第3展望台(地上276m)〗

高さ276m、下の第2展望台よりも100m以上高いこの「第3展望台」からは、パリ市内の遙か遠くの景観まで見渡す事ができます。建物一つ一つは小さく見えますが、その分視界の開けた爽快な景色を望む事ができます。夜はシャンパンバーも営業しているので、ドリンクを片手に夜景を眺めるのもお勧めの楽しみ方です。

また、ここにはエッフェル塔を建てたエッフェル社、ギュスターブ・エッフェル氏のオフィスが、当時を再現して残されています。昭和天皇は皇太子時代にエッフェル塔を訪れており、オフィス内にはその際に日本国がギュスターブ・エッフェル氏を叙勲した書面などが飾られています。


【バー・ア・シャンパーニュ】

営業時間:10時15分~22時15分

休み:なし

【エッフェル塔のビュースポットとライトアップ情報】

〖シャン・ド・マルス公園(Parc du Champ de Mars)〗

「シャン・ド・マルス公園」は「エッフェル塔」の南東に広がる公園で、一番有名な撮影ポイントです。「エッフェル塔」の足元から「旧陸軍士官学校」まで続く公園で、かつては軍事訓練場としても使われました。


「エコール・ミリテール駅」から行く場合は、「シャン・ド・マルス公園」を通っていくことになります。また、ハイシーズン(5月〜8月)の間「シャン・ド・マルス公園」はかなり混雑します。 ディナーにピクニックをしたい場合は、午後6時までに到着して、芝生の上のスポットを確保しておくのが最善です。


【基本情報】

シャン・ド・マルス公園(Parc du Champ de Mars)

住所:Parc du Champ de Mars, 7e »

アクセス:メトロ8号線エコール・ミリテール駅(École Militaire)からすぐ


〖トロカデロ庭園(Jardins du Trocadéro)〗

「トロカデロ庭園(Jardins du Trocadéro)」は「エッフェル塔」と「シャイヨー宮」の間にあり、中央には噴水や金色のブロンズ像があり、夜はライトアップされます。散歩コースとしても人気を集め、「トロカデロ駅」から行く場合は、「トロカデロ広場」を経由していくことになります。


【基本情報】

トロカデロ庭園(Jardins du Trocadéro)

住所:Pl. du Trocadéro, 16e »

アクセス:メトロ6・9号線トロカデロ駅(Trocadéro)からすぐ


〖シャイヨー宮(Palais de Chaillot)〗

「シャイヨー宮(Palais de Chaillot)」は1937年のパリ万国博覧会の際に造られ、新古典主義様式の双翼を持ち、博物館が3つ入っています。野外美術館のように並ぶ彫刻と塔のコラボレーションが楽しめます!


【基本情報】

シャイヨー宮(Palais de Chaillot)

住所:17 Pl. du Trocadéro, 16e

電話番号:01-58-51-52-00

アクセス:メトロ6・9号線トロカデロ駅(Trocadéro)からすぐ

営業時間:建物自体への入場は11:00~19:00(木曜は~21:00)

※博物館は各館により異なる

定休日:火曜、1/1、5/1、12/25

公式サイト:http://www.citechaillot.fr


〖ライトアップ情報〗

「エッフェル塔」は、日没後から深夜1時までライトアップされます。「エッフェル塔」のライトアップは「シャンパンフラッシュ」といわれ、パリの名物になっています。ライトアップされる時間帯の毎正時(0分)には、「エッフェル塔」全体に配置された照明がキラキラと光ります。最後のシャンパンフラッシュが見れる深夜1時00分~1時05分は、特別な光り方をするのです。


周囲のどの方向からでも見ることができますが、特に「シャイヨー宮」側からは、パリの町の灯りの上にそびえ立つ「エッフェル塔を」鑑賞できてとてもきれいです。

【エッフェル塔:レストラン】

エッフェル塔内では2軒のレストランと1軒のシャンパン・バー、小規模なフードコート3軒が営業している。特に有名なのが、ミシュランガイドでも1つ星を獲得したことのある「Le Jules Verne」。パリの展望を眺めながらの食事は、旅をより印象深いものにしてくれるでしょう。


〖BUFFET TOUR EIFFEL〗

ドーナツやパン、アイスクリーム、ジュースやコーヒーなどの軽食を販売しており、小腹が空いたときに気軽に立ち寄る事ができます。


場所:地上入り口階・1階・2階

営業時間:9:30-23:30


〖58 Tour Eiffel〗

フランス料理の第一人者であるアラン・デュカス系列のフレンチレストラン。あらかじめ予約者専用のチケットを取得していれば、専用の入場口からエッフェル塔に登れて食後に観光することもできます。2階の系列店「Le Jules Verne」に比べてカジュアルな雰囲気で価格もリーズナブルですが、高級店ならでは気品溢れ、味も申し分ありません。ただし、Tシャツやジーンズ等のラフな服装は極力控えるようにしましょう。


場所:1階

営業時間:ランチは11:30-16:30、ディナーは18:30-21:00


〖Le Jules Verne〗

1階の「58 Tour Eiffel」と同じアラン・デュカス系列の、ミシュラン1つ星レストラン。こちらも予約すれば専用エレベーターからエッフェル塔に上ることができます。レバノンの建築家アリーヌ・アスマール・ダマン氏による内装のなか、ミシュラン3つ星シェフのフレデリック・アントン氏が手がけた料理を堪能できます。ランチは105ユーロから、ディナーは190ユーロから。こちらも高級レストランですので、Tシャツ、ジーンズ等のラフな服装はNG!男性やスーツやジャケット、女性はワンピース等のフォーマルな装いで行くようにしましょう。


場所:2階

営業時間:ランチは12:15-13:30、ディナーは19:00-21:30


〖Le bar à Champagne〗

「エッフェル塔」の最上階にあるシャンパン・バー。ピンクと白の可愛らしい色合いのシャンパンが有名。昼はパリの町並みの地平線を眺めながら、夜は一面に広がる夜景を望みながらグラスを傾けることができます。1杯あたり€13前後とお手頃価格で楽しむ事ができるので、観光の記念に乾杯するのも良いでしょう。


場所:3階

営業時間:12:00-22:00

【エッフェル塔観光の注意点】

「エッフェル塔」は、パリで最も有名なの観光スポットのひとつです。そのため観光客を狙うスリが必然的に多くなりますので、手荷物は常に目が届く範囲に置きましょう!撮影に熱心なあまり、カバンの口などが開きっぱなしになっていないかなど、確認を怠りなく!スリは常習犯が多いため、誰が観光客であるかすぐ見分けられますし、たいへん手際よく財布などを抜き取ります。実際にスリの被害にあった日本人観光客から話を聞くと、「まさか自分がスリ被害にあうとは思わなかった」という感想を漏らす人がほとんどです。


また、「エッフェル塔」の周辺には「スピーキング、ジャパニーズ?」と言いながら、何らかの署名を求めてくる人がいます(多くは女性が行なっていることが多いようです)。彼女たちにも注意が必要です。署名をすると、いくらかの寄付金を要求されたり、署名している隙を狙いスリを働かれることもあるのだといいます。更に「エッフェル塔」周辺には、エッフェル塔のキーホルダーや置物などのグッズを路上販売する露天商がいます。これらは違法行為な上、通常よりも高く売られています。同じような「エッフェル塔」のグッズは、「エッフェル塔」にある公式ショップで売られていますので、そちらで購入するようにしましょう!これらの対応策はシンプルで、はっきりとNOという態度で断ることです! 


その点、ツアーガイドと行動をともにすると、フランス語や英語が理解できない日本語話者の人たちにとってはとても安心できます。見どころや歴史も日本語で紹介してくれつつ回れるので、ツアーガイドはとてもおすすめです!もちろん、英語を勉強したい方には英語のガイドツアーでもいいでしょう。とはいえ、旅行者に優しい現地の人たちもたくさんいます。油断は大敵ですが、時にはガイドブックや旅行情報誌には載っていない、現地の人のやさしさや面白さに触れることもできます。

いかがでしたでしょうか。


やはり「エッフェル塔」は死ぬまでに一度は訪れたいスポット!オシャレなパリの街を散策し、そのパリ市内を一望できる「エッフェル塔」で一日を締める、という贅沢な体験を是非ともしてみてください!

【基本情報】

エッフェル塔(La tour Eiffel)

住所:Champ de Mars, 5 Avenue Anatole France, 75007 Paris,

電話番号:+33892701239

アクセス:「エッフェル塔」は、パリの中心から西寄りの「セーヌ川」沿いに建っています。

【地下鉄(Metro)の場合】:

・9番線:Trocadéro(トロカデロ) 駅:徒歩15分

・6番線:Bir-Hakeim(ビラケム) 駅:徒歩10分

・8番線:Ecole militaire(エコール・ミリテール)駅:徒歩15分

【RER C線(近郊鉄道)の場合】:

・Champ de Mars – Tour Eiffel(シャン・ド・マルス=トゥール・エッフェル)駅:徒歩7分

入場料金:

【Ticket with access lift Second floor】:

エレベーターで地上階から2階まで上る事ができるチケットです。WEBで予約する際は「2nd floor」というチケット名になります。

・大人:16.60€

・12〜24才:8.30€

・4才〜11才:4.10€

【Ticket with access lift The top】:

エレベーターで地上階から2階へ、更に2階から3階へ上る事ができるチケットです。WEBで予約する際は「Summit」というチケット名になります。

・大人:25.90€

・12〜24才:13.00€

・4才〜11才:6.50€

【Ticket with access stairs Second floor】:

階段で2階まで上る事ができるチケットです。

・大人:10.40€

・12〜24才:5.20€

・4才〜11才:2.60€

【Ticket with access stairs 2nd floor + lift The top】:

階段で2階まで上がり、2階から3階へはエレベーターで上る事ができるチケットです。

・大人:19.70€

・12〜24才:9.80€

・4才〜11才:5.00€

営業時間:「エッフェル塔」の営業時間は、6月21日〜9月2日の期間をハイシーズン、それ以外の期間をローシーズンとして、ローシーズンとハイシーズンで営業時間が異なっています。

【6月21日〜9月2日(ハイシーズン)】:

・エレベーター:09:30~24:45※

・階段:09:30~24:45

※最上階の第3展望台にアクセスできるエレベーターの営業時間は、23:00までとなります。

【9月3日〜6月20日(ローシーズン)】:

・エレベーター:09:30~23:45※

・階段:09:30~18:30

※最上階の第3展望台にアクセスできるエレベーターの営業時間は、22:30までとなります。


※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。


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