フランス パリ シャンゼリゼ通り:魅力・見どころ・アクセス方法・入場方法・チケット購入方法・基本情報まで徹底ナビ!
- 私の旅行記
- 2021年1月15日
- 読了時間: 19分

こちらは、ファッションや食事、エンターテイメントなど全ての目的を叶えることができるパリの観光名所「シャンゼリゼ通り(Champs Élysées)」です!
誰もが一度は耳にしたことがある名前「シャンゼリゼ通り」。きっと「オー・シャンゼリゼ」という有名な歌にも歌われて、パリへの憧れを持った方もきっと多いでしょう。一流ブランドショップや有名カフェなどが並ぶ約3kmのマロニエ並木道で、「世界で最も美しい通り (la plus belle avenue du monde)」とも呼ばれています。
今回はそんな、「シャンゼリゼ通り」の魅力・見どころ・アクセス方法・入場方法・チケット購入方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます!
【シャンゼリゼ通り:基本情報】
〖歴史・概要〗

17世紀の始め、「シャンゼリゼ通り」の辺りはまだパリ郊外でした。文字通りただの野原が広がっていたのです。発端は1616年、「アンリ4世」の妃である「マリー・ドゥ・メディシス」が「チュイルリー庭園」から先を並木道で伸ばすと決定したことでした。その並木道は「セーヌ河」沿いの「アルマ広場」まで続き、「女王の遊歩道」と呼ばれました。それが「シャンゼリゼ」の最初の姿で、辺りにはまだ農園や市場が残っていました。
その後、1667年に「ヴェルサイユ宮殿」の庭園を設計した「ル・ノートル」によって、広大な並木道が整えられ、1709年に「エリュシオンの野」を意味する「シャンゼリゼ」と呼ばれるようになりました。1724年には「エトワール広場(現在のシャルル・ド・ゴール広場。後に凱旋門が建つ)」まで延長され、現在の「シャンゼリゼ大通り」が完成しました。

「シャンゼリゼ通り」の入り口にある2体の馬の像は「マルリの馬」と呼ばれ、彫刻家「ギョーム・クストゥ(Guillaume Coustou / 1677-1746)」の作品。もともとは「マルリの城館」のために作られた像でしたが18世紀末にここに移転し、「シャンゼリゼ通り」の美しい透視図的な風景の一役を担っています。「ルイ16世」の妃「マリー・アントワネット」もこの大通りがお気に入りだったそうです。
19世紀になると「シャンゼリゼ通り」の重要性はさらに増し、1828年には正式にパリ市の資産となりました。20世紀にはいると、「シャンゼリゼ通り」はフランス共和国を代表する風景として国際的な舞台の場になっていきます。第一次世界大戦の祝賀パレードの際には日本の武官も騎乗姿で参列し、現在では各国の首脳を招いての公式行事の場、そして7月14日のパリ祭でのパレードの出発地点となっています。1993年には側道部分が拡張され、今では多くのフランス人が通り沿いのカフェで道行く人々の流れを眺めています。
〖アクセス〗
「シャンゼリゼ通り」は、「凱旋門」から「コンコルド広場」まで全長約2.5キロに渡ります。「凱旋門」からスタートするのがおすすめですので、まずは「凱旋門」の最寄り駅へ向かいましょう!
「凱旋門」の最寄りの地下鉄「RER駅」は、「Charles-de-Gaulle-Etoile(シャルル・ド・ゴール=エトワール)」になります。【1番線(Line 1)】・【2番線(Line 2)】・【6番線(Line 6)】の地下鉄3路線と、近郊鉄道「RER A線」が通っているので、とてもアクセスしやすい駅です。

「シャルル・ド・ゴール=エトワール駅」で地下鉄やRERから降りると、上の写真のように凱旋門方面への案内が出ているので、これに従って進みましょう。案内に従って駅から地上にでると前の前に「凱旋門」が見えます。
「凱旋門」を背にして右側の道を歩き始めると、有名パティスリー「ピエール・エルメ(Pierre Hermé Paris)」やコーヒーの「ネスプレッソ・ブティック(Nespresso boutique Paris Champs Elysées)」を通り、それから程なくメトロ(地下鉄)の「ジョルジュ・サンク(George V)駅」へ辿り着きます。「ジョルジュ・サンク」近辺は、駅の出口すぐに「ルイ・ヴィトン本店(Louis Vuitton)」、少し入った所には「エルメス(Hermès)」がある高級ショップエリアです。
【シャンゼリゼ通り:魅力・見どころ!】
〖凱旋門〗

名曲「オー・シャンゼリゼ」にもその名が使われるパリのメインストリート「シャンゼリゼ通り」。その西端「シャルル・ド・ゴール広場」に威風堂々と聳えるのが、かの有名な「凱旋門」です。正式名は「エトワール凱旋門(Arc de triomphe de l'Étoile)」ですが、単に「凱旋門」と言えば多くの場合この建物を指すほど、圧倒的な認知度を誇るパリのシンボルとなっています。
「凱旋門」はシャンゼリゼ通り沿いから記念撮影だけをする人たちがほとんどですが、凱旋門は入場することもでき、屋上からはパリの美しいパノラマ風景を楽しむことが出来ます!つまり、凱旋門への入場観光は穴場スポットという訳です!ピークシーズンでもほとんど待ち時間がないためスムーズに入場出来るのも嬉しいポイントです!

※「凱旋門」の魅力・見どころ・アクセス方法・入場方法・チケット購入方法・基本情報などは下記の記事にて紹介しているので、是非とも合わせてご覧ください!➡
【基本情報】
エトワール凱旋門(Arc de triomphe de l'Étoile)
住所:Place Charles de Gaulle, 75008 Paris,
電話番号:+33155377377
アクセス:
最寄りの地下鉄「RER駅」は、「Charles-de-Gaulle-Etoile(シャルル・ド・ゴール=エトワール)」になります。【1番線(Line 1)】・【2番線(Line 2)】・【6番線(Line 6)】の地下鉄3路線と、近郊鉄道「RER A線」が通っているので、とてもアクセスしやすい駅です。
入場料金:
大人(18歳以上):13ユーロ
子供(18歳未満): 無料
※18~25歳のEU圏国籍者・身体障害者と付添い1名・失業者は無料(証明書の提示が必要です)
営業時間:
10/1~12/31・1/2~3/31:10:00~22:30
4/1~9/30:10:00~23:00
※入場は閉館45分前まで
休業日:1/1、5/1、5/8(午前)、7/14(午前)、11/11(午前)、12/25
〖ルイ・ヴィトン本店 (LOUIS VUITTON)〗

「ルイ・ヴィトン本店」は、フランスのスーツケースの職人だった「ルイ・ヴィトン」氏が1896年にパリで開業したブランド。「ルイ・ヴィトン」といえばLとVと星と花を組み合わせたモノグラムが有名ですが、これは2代目の「ジョルジョ・ヴィトン」氏が考案したものだそうです。始まりは世界初の旅行鞄専門店だったブランドは、1998年には衣服にも参入し今では世界的に人気を誇るブランドになっています。
【基本情報】
ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton Maison Champs Élysées)
住所:101 avenue des Champs-Élysées, 75008 Paris
※ほかパリ市内に6店舗
電話番号:+33977404077
アクセス:RERのA線とメトロ1・2・6線のシャルル・ド・ゴール=エトワール(Charles de Gaulle Étoile)駅から徒歩7分、メトロ1番線のジョルジュ・サンク(George V)駅すぐ
営業日時:
月曜日〜土曜日:10:00〜20:00
日曜日:11:00〜20:00
定休日:1月1日、5月1日、12月25日
公式ホームページ(フランス語):https://fr.louisvuitton.com/fra-fr/magasin/france/louis-vuitton-paris-champs-elysees?source=gmb/A06
〖カフェ・ブラッスリー フーケ(Fouquet’s Paris)〗

「ルイ・ヴィトン本店」の目の前には、1899年創業の老舗の「カフェ・ブラッスリー フーケ(Fouquet’s Paris)」があります。2018年11月から始まった「黄色いベスト運動(Mouvement des Gilets jaunes)」では、特徴の赤い屋根が燃える被害にあってしまいましたが、2019年9月現在赤い屋根は修復され、元のリッチな様子を取り戻しています(2019年3月よりシャンゼリゼ通りでのデモは禁止されています)。

パリの4大老舗カフェのひとつと言われる「フーケ」は、歴代の著名映画人、監督や俳優が集ってきた場所です。映画関連者がよく座っていた場所には名前のプレートがあったり、壁には俳優のポートレートが掲げられていたりします。また、フランスにおけるオスカー賞に相当するセザール賞の授賞パーティーは1979年以来ずっとフーケで行われており、今でも映画界との強いつながりを感じます。
【基本情報】
フーケ(Fouquet’s Paris)
住所:99 avenue des Champs-Élysées, 75008 Paris
電話番号:+33140696050
アクセス:メトロ1番線のジョルジュ・サンク(George V)駅から徒歩1分、ルイ・ヴィトンから道路を渡ったところ
営業日時:月曜日〜日曜日:7:30〜01:00(ディナーは23:30まで)
定休日:なし
公式ホームページ(英語・フランス語):https://www.hotelsbarriere.com/fr/paris/le-fouquets/restaurants-et-bars/fouquets.html
〖エルメス(Hermès Paris George V)〗

馬具工房として始まった「エルメス」は、その後高品質なレザーを使った鞄や財布を中心にインテリア・ファッションまで幅広い品を展開しています。「ケリー(Kelly)」や「バーキン(Birkin)」などのバッグは特に有名で、世界的に憧れの存在です。
【基本情報】
エルメス(Hermès Paris George V)
住所:42 avenue George V, 75008 Paris
※ほかパリ市内に2店舗
電話番号:+33147204851
アクセス:メトロ1番線のジョルジュ・サンク(George V)駅から徒歩3分、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton Maison Champs Élysées)から徒歩2分
営業日時:月曜日〜土曜日:10:15〜18:30
定休日:日曜日、1月1日、5月1日、12月25日
公式ホームページ(フランス語):https://www.hermes.com/fr/fr/
〖ラコステ(LACOSTE Champs-Elysées Store)〗

「フーケ」の隣にはフランス出身の元プロテニス選手「ルネ・ラコステ」氏が1933年に創業したワニがトレードマークの「ラコステ(LACOSTE)」があります。ラコステ氏が活躍していた頃のテニスウェアは白シャツにパンツであまり動きやすい服装ではなかったため、ラコステ氏は半袖の伸縮性のあるニットシャツを開発しました。これがラコステの看板商品であるポロシャツの起源で、やや細身で着丈の長いシャツはシルエットが美しいと評判です。世界中に店舗を展開している人気ブランドとなり、テニスの全仏オープンのスポンサーも務めています。
【基本情報】
ラコステ(LACOSTE Champs-Elysées Store)
住所:93-95 avenue des Champs-Élysées, 75008 Paris
電話番号:+33147233926
※ほかパリ市内に10店舗以上
アクセス:メトロ1番線のジョルジュ・サンク(George V)駅から徒歩1分、フーケの隣り
営業日時:
月曜日〜土曜日:10:00〜21:00
日曜日:11:00〜21:00
定休日:なし
公式ホームページ(フランス語):https://www.lacoste.com/fr
〖ラデュレ(LADURÉE)〗

「ラデュレ(LADURÉE)」では、ロマンティックな空間でフランス流の朝食を味わうことができます。日本でも有名な「ラデュレ」にはパティスリーと併設でカフェとバーが有り、カフェではマリーアントワネット的な豪華な空間が人気です。ここでは各種朝食メニューがありますが、中でもおすすめは「Pain perdu」ことフレンチトースト。バニラビーンズ入りのふわふわのブリオッシュを使ったフレンチトーストにお好みでソースをかけていただきます。甘さ控えめなフレンチトーストとそれに染み込んだメープルシロップの組み合わせは究極に香り豊かで、幸せそのもの。他にも大きなマカロンも有名です。お持ち帰りとイートインどちらも楽しむことができます。
【基本情報】
ラデュレ(LADURÉE)
住所: 75 Avenue des Champs Élysées 75008 Paris
※ほかパリ市内に9店舗
電話番号:+33140750875
アクセス:メトロ1番線のジョルジュ・サンク(George V)駅から徒歩3分、ロンシャンから徒歩1分
営業日時:
月曜日〜金曜日:7:30〜23:00
土曜日:7:30〜24:00
日曜日:7:30〜22:00
定休日:なし
公式ホームページ(フランス語):https://www.laduree.fr/laduree-paris-champs-elysees.html
〖ロンシャン(Longchamp)〗

「ラコステ」から坂を下ったところには、フランスの高級レザー商品を代表するブランドのひとつ「ロンシャン(Longchamp)」があります。1948年創業のブランドで1970年代には革とナイロンと組み合わせたシリーズを発表し、軽量な旅行バッグ、レディースハンドバッグ「ル・プリアージュ」などは現在もロンシャンのベストセラーとなっています。
【基本情報】
ロンシャン(Longchamp)
住所:77 avenue des Champs-Élysées, 75008 Paris
※ほかパリ市内に20店舗以上
電話番号:+33153762776
アクセス:メトロ1番線のジョルジュ・サンク(George V)駅から徒歩2分、ラコステから徒歩1分
営業日時:
月曜日〜土曜日:10:00〜20:00
日曜日:11:00〜19:00
定休日:なし
公式ホームページ(フランス語):https://www.longchamp.com/fr/fr
〖レオン(Léon de Bruxelles)〗

「レオン(Léon de Bruxelles)」はムール貝がたらふく食べられるレストラン。本店はベルギーのブリュッセルにあるチェーンですが、パリ市内に10店舗あるパリっ子にも人気のレストランです。鍋にいっぱいのムール貝は様々な味付けのバラエティがあり、他にも肉料理やフィッシュアンドチップスなどのメニューもあります。
【基本情報】
レオン(Léon de Bruxelles – Champs-Elysees)
住所:63 avenue des Champs-Élysées, 75008 Paris
※ほかパリ市内に9店舗
電話番号:+33142259616
アクセス:メトロ1番線のジョルジュ・サンク(George V)駅から徒歩3分、ラデュレから徒歩1分
営業日時:
月曜日〜木曜日:11:45〜24:00
金曜日・土曜日:11:45〜01:00
日曜日:11:45〜24:00
定休日:なし
〖ブティックオフィシャル・パリサンジェルマン(Boutique Officielle du Paris Saint-Germain)〗

「レオン」の先にある「ブティックオフィシャル・パリサンジェルマン(Boutique Officielle du Paris Saint-Germain)」は、世界一オシャレとの呼び声もある「パリサンジェルマンサッカーチーム」のグッズが買える専門店です。サッカーファンだけでなく普段使いもできるTシャツやノートなどもあり、日本では買えない限定グッズも必見です!店内にはフランス代表チームの国際試合用ユニフォームやサイン入りのユニフォームも飾られています。
【基本情報】
ブティックオフィシャル・パリサンジェルマン(Boutique Officielle du Paris Saint-Germain)
住所:27 avenue des Champs-Élysées, 75008 Paris
※ほかパリ市内に2店舗
電話番号:+33156692222
アクセス:メトロ1・9番線のフランクラン・D・ローズヴェルト(Franklin D. Roosevelt)駅から徒歩1分、レオンから徒歩3分
営業日時:
月曜日〜土曜日:10:00〜22:00
日曜日:10:00〜21:00
定休日:なし
公式ホームページ(フランス語):https://store.psg.fr/fr
〖グラン・パレ(Grand Palais)&プティ・パレ(Petit Palais)〗

メトロの「シャンゼリゼ・クレモンソー(Champs-Élysées – Clemenceau)駅」まで行くと、道の右側に「グラン・パレ(Grand Palais)」が見えます。1980年のパリ万国博覧会のために4名の著名な建築家によって建てられたグラン・パレは、ボザール建築のファサード、アールデコの装飾がなされた外装、鉄とガラスで覆われたメイン部分の屋根や周囲にある彫像たちと見所満載です。中には「モネ」や「ピカソ」など大物アーティストの美術展や、絵画だけではなく大物デザイナーの展示会などもあり、常時歴史的価値の高い展示をしている「ルーブル美術館」が観光客向けだとすると、フランス人が休日にゆっくりと美術鑑賞する美術館という立ち位置。ちなみに、人気の展示会の時は2~3時間行列することもざらにあるのでご注意を!また、「グラン・パレ美術館」は2024年パリオリンピックに向けて改修工事に入るため、2020年の年末には一時閉館してしまいます。

そして、「グラン・パレ」の向かいにあるのは「プティ・パレ(Petit Palais)」で、同じく「パリ万博万国博覧会」のために建てられ、現在は美術館として利用されています。パリらしいおしゃれなカフェがあり、美しい中庭を望むテラスでのんびりとティータイムが楽しめます。
【基本情報】
グラン・パレ(Grand Palais)
住所:3 avenue du Général Eisenhower, 75008 Paris
電話番号:+33144131717
アクセス:メトロ1・13番線のシャンゼリゼ・クレモンソー(Champs-Élysées – Clemenceau)駅から徒歩1分、アバクロンビー&フィッチから徒歩6分
営業日時:
月曜日・木曜日・日曜日:10:00〜20:00
水曜日・金曜日・土曜日:10:00〜22:00
※展示によるので詳細は公式ホームページにてご確認ください
定休日:火曜日、12月25日
公式ホームページ(英語・フランス語ほか):https://www.grandpalais.fr/fr
【基本情報】
プティ・パレ(Petit Palais)
住所:Avenue Winston Churchill, 75008 Paris
電話番号:+33144131717
アクセス:メトロ1・13番線のシャンゼリゼ・クレモンソー(Champs-Élysées – Clemenceau)駅から徒歩3分、グラン・パレから徒歩2分
営業日時:火曜日〜日曜日:10:00〜18:00
定休日:月曜日、1月1日、5月1日、7月14日、11月11日、12月25日
公式ホームページ(英語・フランス語):http://www.petitpalais.paris.fr/
【折り返し:凱旋門に向けて右側の坂へ!】
〖ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼ(Galeries Lafayette Champs-Elysées)〗

坂を登り始めるとすぐにあるのは、2019年3月にオープンした百貨店「ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette)」のシャンゼリゼ店。総面積が6,600平米もある売り場に650ものブランドの商品がコンセプシャルにディスプレイされており、美術館に入ったよう。地下には、屋台風のスタンドのあるフードコートもあります。
【基本情報】
ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼ(Galeries Lafayette Champs-Elysées)
住所:60 avenue des Champs-Elysée, 75008 Paris
※ほかパリ市内に1店舗
電話番号:+33183656100
アクセス:メトロ1・9番線のフランクラン・D・ローズヴェルト(Franklin D. Roosevelt)駅から徒歩1分、グラン・パレから徒歩12分
営業日時:
火曜日〜土曜日:10:30〜23:00
日曜日・月曜日:10:30〜22:00
定休日:なし
公式ホームページ(英語・フランス語・中国語):https://www.galerieslafayettechampselysees.com/
〖ゲラン(Guerlain Champs-Élysées)〗

「ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼ」の先には、1828年創業の老舗化粧品ブランド「ゲラン(Guerlain Champs-Élysées)」があります。フランスを代表する香水ブランド「ゲラン」はダイナミックでクリエイティブな香水や化粧品が人気のお店。このフラッグシップショップの目玉、驚異の部屋のような美しく豪華なディスプレイ空間はセンセーショナルな体験になること間違い無し!豪華絢爛なお城のような空間には様々なフレグランスのサンプルがあるので、自分好みの香りを探してみましょう!
【基本情報】
ゲラン(Guerlain Champs-Élysées)
住所:68 avenue des Champs-Élysées, 75008 Paris
※ほかパリ市内に18店舗
電話番号:+33145625257
アクセス:メトロ1・9番線のフランクラン・D・ローズヴェルト(Franklin D. Roosevelt)駅から徒歩3分
営業日時:
月曜日〜土曜日:10:30〜23:00
日曜日:12:00〜20:00
定休日:なし
公式ホームページ(フランス語):https://www.guerlain.com/
〖ギャラリー・デ・アルカード(Galerie Des Arcades)〗

「ゲラン」のすぐ先は、歴史的建造物に認定されている「ギャラリー・デ・アルカード(Galerie Des Arcades)」があります。中には「スターバックスカフェ」や化粧品の「M・A・C」、インテリアショップや時計専門店が入っており、アーケードの大きなドームのガラス屋根は特に見事で、窓・燭台・シャンデリアなど、「ルネ・ラリック」の作品も堪能することができます。
【基本情報】
ギャラリー・デ・アルカード(Galerie Des Arcades)
住所:78 avenue des Champs-Élysées, 75008 Paris
アクセス:メトロ1番線のジョルジュ・サンク(George V)駅から徒歩4分、ゲランから徒歩1分
営業日時:月曜日〜日曜日:7:30〜23:30
定休日:なし
〖キャトルヴァンシス・シャン・ロクシタンxピエール・エルメ(86Champs – L’Occitane x PIERRE HERMÉ)〗

「ピエール・エルメ(PIERRE HERMÉ)」は、最も有名なマカロンショップの一つ。パリ市内にも沢山店舗がありますが、「シャンゼリゼ通り」のこのお店は、ボディケア商品でおなじみのロクシタンとコラボレーションした特別なお店です。店内に入った瞬間から驚かされる、無数のバルーンとタイルの美しいデコレーションは写真を取らずにはいられないほど。

「ピエール・エルメ」は、モダンで独創的なフレーバーのマカロンで有名で、中でもシグネチャーの「ispahan」味はローズ、ライチ、ラズベリーの組み合わせが最高の一品。また、このシャンゼリゼ店限定のフレーバーも要チェック!店内にはカフェ・レストランもあり、ここでは食事、スイーツ、ドリンクなどオリジナルメニューを楽しめます。スイーツ、オリジナルパン、飲み物はテイクアウト可能。
【基本情報】
キャトルヴァンシス・シャン・ロクシタンxピエール・エルメ(86Champs – L’Occitane x PIERRE HERMÉ)
住所: 86 Avenue des Champs Élysées 75008 Paris
電話番号:+33170387738
営業時間:月曜日~日曜日:10:00-22:00
アクセス::メトロ1番線 George V駅
【シャンゼリゼ通り周辺:おすすめ観光スポット!】
〖アレクサンドル3世橋(Pont Alexandre III)〗

「グラン・パレ」のすぐ隣の庭園の向こうは「セーヌ川」。そしてそこにかかる橋が「セーヌ川」で一番美しいといわれている「アレクサンドル3世橋(Pont Alexandre III)」です。こちらも「グラン・パレ」、「プチ・パレ」同様、パリ万博に合わせて造られた橋です。ライトアップも素晴らしく、「シャンゼリゼ通り」から「アレクサンドル3世橋」方面を、改めて夜に訪ねてみるのもおすすめ!「セーヌ川」のクルーズ船の船着き場もあり、クルーズと合わせて訪れれば、パリの見どころを網羅できそうです。
【基本情報】
住所:3 Avenue du Général Eisenhower, 75008 Paris
メトロ最寄り駅:シャンゼリゼ=クレマンソー駅(Champs-Elysees-Clemenceau)
〖コンコルド広場 (Place de la Comcorde)〗

「シャンゼリゼ通り」の東端にある「コンコルド広場」は、フランス革命で「ルイ16世」や「マリー・アントワネット」ほか多くの貴族が処刑された広場でもあります。そのため、かつては「大革命広場」という名称だったことも。中央に立つオベリスクは「クレオパトラの針」。その名称はエジプトの「ルクソール」から運ばれてきたことが所以となっています。クラシカルな神話に登場するモチーフの装飾や噴水など、様々な要素が混ざり合っているユニークな世界観が特徴的です。この広場からは、「凱旋門」・「エッフェル塔」・「シャンゼリゼ通り」・「チュイルリー公園」などパリの有名観光地を一望することができます。

そして、「シャンゼリゼ通り」のクリスマスイルミネーション期間中は、「コンコルド広場」に大観覧車が登場!ちなみに、「シャンゼリゼ通り」のクリスマスイルミネーション期間は毎年変わりますが、大体が11月後半から1月前半までとイルミネーションが長く楽しめるので、旅行料金が高くなるクリスマスや年末年始のピーク時にパリ旅行に行けなくても大丈夫です!少しずらして「パリでクリスマス気分旅行」を計画すれば、旅行代金も安く上がりそう。観覧車のゴンドラからは、イルミネーションの美しいパリの夜景が一望できます。
【基本情報】
コンコルド広場 (Place de la Comcorde)
住所:Place de la Concorde, 75008 Paris
メトロ最寄り駅:シャンゼリゼ=クレマンソー駅(Champs-Elysees-Clemenceau)
〖マドレーヌ寺院(L'église de la Madeleine)〗

「凱旋門」を背にしたまま、「コンコルド広場」をそのまま左へ進み、寄り道してみましょう!「ロワイヤル通り」を歩いていると、ひと目で「ギリシャ?」という建物が目に飛び込んできます。ここは「マグダラのマリア」を祀る「マドレーヌ寺院」です。「ルイ15世」の命令により、1764年に工事がスタート。その後、設計者達の度重なる死と「フランス革命」により何度も工事が中断されます。その後、「兵士の栄光を讃える神殿を建てたい!」・「アテネのパルテノン神殿のような建物がいい!」という「ナポレオン」の命令から建設が再開されましたが完成したのは1842年。「凱旋門」同様、「ナポレオン」が生きている間には完成しなかったというエピソードがあります。

その後は、「ルイ18世」が「マグダラのマリア」を献上したことで教会という位置づけになりましたが、そもそも寺院ではなく「兵士の栄光を讃える神殿」という位置づけで完成したため、他の教会とは似ても似つかない建物となってしまった。という何とも数奇な運命を辿った寺院です。また、「マドレーヌ寺院」の隣では毎日花市が開催され、「コンコルド広場」から「マドレーヌ寺院」に伸びる「ロワイヤル通り」には「グッチ」や「ISSAY MIYAKE」などの有名ブティック、「マキシムド・パリ」や「ラデュレ」などのレストラン、スイーツ店がずらりと並んでいます。観光ついでにお店のチェックも忘れずに!
【基本情報】
マドレーヌ寺院(L'église de la Madeleine)
住所:Place de la Madeleine, 75008 Paris
電話番号:+33144516900
アクセス:メトロ最寄り駅「マドレーヌ駅(Madeleine)」
営業時間:9時30分~19時00分
〖オランジュリー美術館(Musée de l'Orangerie)〗

再び「コンコルド広場」に戻って「デュイリー通り」へ行って見ましょう!「コンコルド広場」の隣にあるテュイルリー公園内には「オランジュリー美術館」があります。フランスを代表する画家、モネの「睡蓮」を展示している美術館で、ファンには感動のスポットです。また、「セザンヌ」・「ルノワール」など日本でも有名な画家の名作も鑑賞できるため、美術好きの人は時間を多めに取っておいた方が良いでしょう。
【基本情報】
オランジュリー美術館(Musée de l'Orangerie)
住所:Jardin Tuileries, 75001 Paris
電話番号:+33144504300
アクセス:メトロ最寄り駅コンコルド駅(Concorde)
営業時間:9時00分~18時00分
定休日:火曜日
【夜は一層華やかになるシャンゼリゼ大通り】

昼間のシャンゼリゼも美しいですが、せっかくパリに来たのだったら「シャンゼリゼ通り」の夜景もぜひ見ておきたいものです!夕暮れから明かりが少しずつともり始め、昼とは違った幻想的な日没後の雰囲気の通りを歩けます。おすすめの時間は夕方から夜にかけて。日没少し前からシャンゼリゼ大通りを歩けば、夕暮れに染まるパリの町と光のともるシャンゼリゼ大通りを楽しめます。日没時刻は季節によってかなり変わるので注意が必要です。夏の日没は21:00を過ぎてからで、夜景が見られるのは22:00以降。冬は17:30頃には日が暮れ、夜の時間が長くなります。

また、「凱旋門」もライトアップされ、その屋上からは光り輝くパリの町が望むことができます。「シャンゼリゼ大通り」には車のライトが連なり、まるで光の帯のよう。「シャンゼリゼ大通り」を撮影するには、中央に数ヵ所ある横断歩道の真ん中、信号の所で撮るのがいいですが、場所によっては次の信号の光が写り込んでしまいます。光の具合を確かめながら撮りましょう!ただし、交通量が多いので、車と接触しないよう十分に注意してください。
【イルミネーションでより華やぐクリスマス】

クリスマスシーズン(11月下旬~1月10日頃)には、パリの広場や大通りはイルミネーションに照らされ、ブティックのショーウインドーにはクリスマスの飾りが施されます。フランス語で「ノエル」と呼ばれるクリスマスにはパリの町全体がクリスマス仕様となり、光輝きます。なかでも最も華やかなのがシャンゼリゼ大通り。歩道の並木に照明が取り付けられ、きらめく光のプロムナードとなります。

パリの冬の日没は早く、夜は寒さが厳しいので防寒対策の準備を!「シャンゼリゼ通り」などの繁華街は夜遅くまで人通りが多く、治安面はそれほど心配しなくても大丈夫ですが、人が多い分スリなども紛れているので、注意が必要です。普段は企画展示場として使われる「グラン・パレ」にスケートリンクが設置されたり、「コンコルド広場」と「ルーヴル美術館」に挟まれた「チュイルリー公園」ではクリスマスマーケットが開かれたりと、クリスマスにはさまざまなイベントが行われます。ぜひプログラムをチェックして、この季節ならではのパリを楽しんでください!
いかがでしたでしょうか。
「シャンゼリゼ通り」の周辺には有名な観光名所や美術館もあり、オシャレなカフェやショップもあります。観光プランにうまく組み込んで、優雅な並木道の散歩を楽しんで下さい!
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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