メキシコ メキシコシティ チャプルテペク公園
- 私の旅行記
- 2019年5月20日
- 読了時間: 6分
更新日:2020年12月31日

こちらは、「バッタの丘」と言う意味を持つ、古代アステカ時代から現在に至るまで特別な場所として親しまれている「チャペルテペク公園」です!
広大な敷地を誇る公園は自然を楽しめるだけでなく、歴史を感じる「チャプルテペック城」見学や、スポーツやピクニックを楽しむ市民で賑わいを魅せています!
この大都会のオアシスは動物園や博物館など数多くの文化施設があり、メキシコシティで最も訪問者の多い観光スポットです。
【おすすめスポット!】

メキシコに訪れた際必ず訪れたいのが「国立人類学博物館(Museo Nacional de Antropología)」です!
「国立人類学博物館(Museo Nacional de Antropología)」には、数多い展示品の中でも【チアパス州】にある「パレンケ遺跡」の「パカル王の神殿」から出土した翡翠のマスクなど、貴重な品々がたくさんあります。
巨大な「太陽の石」はアステカ時代の月日を刻んだ「アステカ・カレンダー」や、「マヤ文明」の生贄の儀式で使われていたという「チャック・モール像」など、メキシコ中の遺跡から発掘された貴重な出土品が展示されています。
博物館内には一部遺跡の内部などを再現したフロアもあるので、考古学者気分を味わうこともできます。世界最大級のコレクションの数を誇る「国立人類学博物館」は、ゆっくり見学して丸1日かかるほどの充実ぶり!旅程に余裕があれば是非時間をかけて見学したい博物館です。
【基本情報】
住所:Av. Paseo de la Reforma s/n, Polanco, Bosque de Chapultepec I Secc, 11560 Ciudad de México, CDMX,
電話番号:+52 55 4040 5370
一般入場料:75ペソ
営業時間:9時00分~19時00分
定休日:月曜日

「国立歴史博物館(Museo Nacional de Historia)」は、「チャプルテペック丘」の上に建つ「チャペルテペク城(以下でご紹介)」の中にあります。
「チャプルテペク公園」の小高い丘の上に位置する「チャプルテペック城」は、現地ナウワトル語で「バッタの丘」を表します。1785年スペイン総督の夏の別荘として建築が始まりましたが、メキシコ革命後、陸軍学校や、天体観測所として使用されることになります。
その後、フランス侵略戦争により、1864年から3年間のフランスの統治時代「マキシミリアム皇帝」がメキシコへやってきた際、この建物を自身の住まいにすべく改装を命じました。そして1939年まで大統領官邸として使用され、1944年に上記でもご紹介した「国立歴史博物館」としてオープンしました。

大統領官邸として使用されていた頃の豪華な室内装飾が展示されており、当時の生活の様子を伺うことができます。歴史をたどってきた貴重な品々も展示されており、メキシコの壮大な歴史を知ることができます。
メキシコ革命で革命の父「ミゲル・イダルゴ」が掲げていたという旗や、「革命の広間」にあるシケイロスなどの壁画など、メキシコの歴史の中でも重要なメキシコ革命を視点から楽しむことができます。
また、歴史博物館が位置する小高い丘の上からは「メキシコシティ」を一望することができ、素晴らしい景色を堪能することができます。
【基本情報】
チャペルテペク城(Castillo de Chapultepec)/国立歴史博物館(Museo Nacional de Historia)
住所:Primera Sección del Bosque de Chapultepec S/N, San Miguel Chapultepec I Sección, Bosque de Chapultepec I Secc, 11580 Miguel Hidalgo, CDMX,
電話番号:+52 55 4040 5214
一般入場料:75ペソ
営業時間:9時00分~17時00分
定休日:月曜日
※「チャペルテペク城(Castillo de Chapultepec)」は、別の記事で詳しくご紹介していますので、こちらをご覧ください!➡

「ルフィーノ・タマヨ美術館(Museo Tamayo Arte Contemporáneo)」はメキシコを代表する画家の一人、「ルフィーノ・タマヨ」が創設した美術館で、タマヨ夫妻が寄贈した作品の展示の他に、国際的な現代アーティストの企画展が中心です。
「近代美術館(MUSEO ARTE MODERNO)」は、メキシコ国内外の近代美術作品のコレクションを誇る美術館で、中でも必見なのが、波乱万丈な人生を送ったことでも知られる「フリーダ・カーロ」の絵画の名作の一つでもある「二人のフリーダ」です。

エントランス付近の庭には多くのアーティストによる彫刻作品が設置されており、間近で楽しむことができます。
日本人アーティストの作品も何点かセレクトされているので探してみるのも面白いかもしれません。国立人類学博物館などと比べると規模もそこまで大きくなく、距離も近くに位置しているため、合わせて訪れると良いでしょう!
【基本情報】
住所:Av. Paseo de la Reforma 51, Bosque de Chapultepec, Bosque de Chapultepec I Secc, 11580 Ciudad de México, CDMX,
電話番号:+52 55 4122 8200
一般入場料:70ペソ
公式サイト:http://www.museotamayo.org/
住所:Av. Paseo de la Reforma s/n, Bosque de Chapultepec I Secc, 11100 Ciudad de México, CDMX,
電話番号:+52 55 8647 5530
一般入場料:70ペソ
営業時間:10時15分~17時30分
定休日:月曜日

「チャプルテペク公園」内には、なんと入場料無料の「チャプルテペク動物園」があります。珍しい動物がいるわけではありませんが、動物の種類が多く、動物園自体が森のようになっており、歩いていてとても気持ちが良いです。
日陰も多く、暑い時期ものんびりと楽しむことができます。「博物館」や「美術館」で疲れた脳を冷やしに行くにも最適です!また、入場料50ペソかかりますが、園内には「蝶々園」も併殺されており、興味のある方は是非!
「蝶々園」は温室になっていて、芋虫やサナギや、たくさんの放し飼いになっている蝶々を見ることができます。大きさは体育館ほどの大きさで、あんまり広くないため所要時間も30分~1時間程度です。
【基本情報】
住所:Calle Chivatito s/n 1ª sección del Bosque de Chapultepec, Col. San Miguel Chapultepec, 11850 Delegación Miguel Hidalgo, CDMX,
電話番号:+52 55 5553 6263
入場料:無料
営業時間:9時00分~16時30分
定休日:月曜日
【アクセス】
「チャプルテペク公園」は、地下鉄1号線「チャプルテペック(CHAPLTEPEC)駅」から徒歩すぐの場所にあります。
「チャプルテペック(CHAPLTEPEC)駅」から「チャプルテペク公園」に入るのは簡単ですが、上記でご紹介したそれぞれのスポットは、公園の中心部にあったりと、遠い所では徒歩20程あります。
そのため、より多くの文化施設を楽しみたい方は、「チャプルテペク公園」に訪れる際、絶対に行きたい場所・順番をあらかじめ決めておくとスムーズに楽しむことができますよ!
いかがでしたでしょうか。
「チャプルテペク公園」には、ご紹介した博物館・美術館の他にもたくさんレジャースポットがあり、1日ではとてもですが全て回りきることはできません。
時間をかけてより多くの文化施設を制覇するのもあり、のんびり食べ歩きでもしながら散歩を楽しむのもあり!
様々な過ごし方ができる「チャプルテペク公園」、「メキシコシティ」を訪れた際には是非足を運んでみてください!
【基本情報】
チャプルテペク公園
住所:Ciudad de México, CDMX
電話番号:+52 55 5271 1939
営業時間:8時00分~17時00分
定休日:月曜日
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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