アメリカ ニューヨーク カーネギーホール:魅力・見どころ・ツアー情報・基本情報まで徹底ナビ!
- 私の旅行記
- 2020年6月22日
- 読了時間: 10分
更新日:2020年12月28日

こちらは、世界的に有名な格式高いコンサートホール「カーネギーホール」です!
レンガとテラコッタの装飾でおおわれたイタリアルネッサンス様式の堂々とした外観で、ミッドタウンのランドマーク的存在。歴史に残る数々の名演奏会の舞台として知られ、音楽の殿堂となっています。
今回はそんな、「カーネギーホール」について詳しくご紹介させていただきます!
【カーネギーホール:基本情報】
〖歴史・概要〗

鉄鋼業で成功を収め、「鉄鋼王」の異名を持つアメリカの実業家・慈善家「アンドリュー・カーネギー」によって1891年に建設。同年に「チャイコフスキー指揮」による、「ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団」の演奏で開場しました。【アメリカ合衆国国定歴史建造物】に指定されています。
クラシックやポップ音楽など、世界有数のあらゆるジャンルのアーティストによって4万6000以上の公演が行われてきました。1925年には不動産業者に売却され存在が危ぶまれる危機もありましたが、現在ではニューヨーク市が買取り、非営利の「カーネギー・ホール・コーポレーション」が運営を行なっています。
「チャイコフスキー」や「ラフマニノフ」、「ビートルズ」などの名だたる音楽家も演奏してきた、世界中の音楽の夢の舞台。かつてピアニストの「ルービンシュタイン」が「カーネギーホール」への道を訪ねた人に「Practice, practice, and practice.(練習あるのみ!)」と答えたという冗談のようなエピソードも有名です。

初めて「メイン・ホール」に立った日本人は「アイ・ジョージ(1963年)」であり、現在に至るまで「フジ子・ヘミング」や「小澤征爾」など名だたる音楽家が演奏を行っています。2016年9月には歌手の「高橋真梨子」が日本人として初めて3度目のメイン・ホール公演を行い話題となりました。
ホールは「スターン・オーディトリウム」・「ペレルマン・ステージ」・「ザンケルホール、ウェイル・リサイタルホール」の3つの会場から成り、中でもメインホールは2804人を収容できる最も歴史あるホールです。有料でホールのレンタルも行っているため、小さめのホームを借り切って練習や発表会に使われる事もあります。
〖住所〗
881 7th Ave, New York, NY 10019
〖電話番号〗
(212)2477800
〖アクセス〗
「カーネギーホール」は、6番街と7番街の間、56丁目と57丁目の間に位置し、「セントラルパーク」からも徒歩5分と好立地です。
地下鉄N・Q・R・W線「57丁目/7アベニュー(57 St./7 Ave.)駅」下車すぐ。
バスの場合、「M5」・「M7」・「M10」・「M20」・「M31」・「M57」・「M104」が近くに停まります。
〖入場料金〗

入場自体は無料。
見学ツアー料金:大人17USドル/シニア12USドル/学生12USドル
チケット料金:公演により異なる。
チケットを購入する際、現地に着いてからだとお目当てのコンサートのチケットが完売してしまっている事もあります。そのためチケットは、事前にオンラインで購入して観ることをおすすめします!
公式サイトは英語での購入になりますので、ちょっと心配と言う方は、旅行会社にチケットを手配してもらう事もできます。
〖営業時間(ボックスオフィス)〗

月曜日~土曜日:11時00分~18時00分
日曜日:12時00分~18時00分
※見学ツアー時間は要確認
〖定休日/休業日〗
公演スケジュールによる。
〖公式サイト〗
〖ドレスコードについて〗

「カーネギーホール」は、立派なホールなのでドレスコードが気になりますよね。しかし、必ずしもドレスアップをする必要はありませんので、旅に持っていっている洋服の中で訪れることができます。仕事帰りといった服装やジーパンにスニーカーで来場している人も多いため、ラフな格好が好みの方は肩肘張らずに気軽な気持ちで向かいましょう!もちろん、せっかく「カーネギーホール」へ行くからにはオシャレをしたい!と思う方もいらっしゃると思います。そんな方は普段と違った洋服で、ドレスアップすることをおすすめします!ドレスアップをすることでさらなる非日常感を味わうことができるので、マンハッタンでドレスを選んで旅の思い出を増やしてみてはいかがでしょうか。
【カーネギーホール見学ツアー】

見学ツアーは、10月から6月の間毎日行われており、月曜日~金曜日までが11時半・12時半・14時・15時の4回、土曜日が11時半・12時半の2回、日曜日が12時半のツアーとなってます。
チケットは正面入口のチケット窓口で販売しており、チケット料金は大人17ドル、学生・シニア12ドル。約1時間の見学ツアー内容です。
見学ツアーは、インストラクターの案内の下開始され、この建物の歴史やここで演奏をした有名人など多肢に渡って説明があります。通訳の必要も訊かれ、問題がなければ英語での案内になります。

現在のツアーの予定についてはcarnegiehall.org/toursで確認いただくか、tours@carnegiehall.orgまでEメールにて、または212-903-9765まで、お電話でお問い合わせください。
見学ツアーとは別にミュージアムとグッズショップには無料で入ることができ、入場時には名前と連絡先の記入が必要になります。
〖イベントに参加してみよう!〗

「カーネギーホール」では、見学ツアーの他にも「オープンハウスニューヨーク」と呼ばれるイベントも開催されています。イベントが開催中「カーネギーホール」は一般公開され、ちょっとしたコンサートなどの楽器の生演奏を楽しむ事もできます。
家族みんなで「見学ツアー」や「オープンハウスニューヨーク」のイベントを訪ねてみるのもおすすめです!ニューヨークのコンサートホールで歴史ある「カーネギーホール」を訪ねる事で、子供達にとっても大きな励ましとなることでしょう。
【カーネギーホール:魅力・見どころ!】

「カーネギーホール」は、「メインホール」・「リサイタルホール」・「室内楽ホール」の3つの部分から構成されています。特に「メインホール」は、2804席あり優れた音響効果が高く評価されています。
「メインホール」は、メインフロアと大きな曲線の回廊を四層持つ「グランドサークル」と呼ばれるホールで、奏者と聴衆の親近感を増すためにステージを聴衆が包み込むような配置を取っており、「ヴィニヤード(ぶどう畑)タイプ」とも呼ばれ当時としては、斬新なデザインフォルムをしたコンサートホールとなっています。
「カーネギーホール」内「メインホール」は、1階、4階、5階は普通にシートが並んでおり、ボックス席は、2階と3階、場所によって違いますが腰の高さの仕切の中に7、8名までの席があります。
〖ローズ博物館〗

大ホール2階には「ローズ博物館」があり、コンサートのチケットをお持ちでしたら無料で入ることができます。
有名人のメッセージとサインや、世界の巨匠たちのプログラムなどホールの歴史が、写真やビデオで紹介されています。
【カーネギーホールで演奏してきた音楽の巨匠たち】

「カーネギーホール」では、音楽史の中でも最も偉大な音楽家たちがこの場所で演奏してきました。ほんの少数の名前を挙げるだけでも、「チャイコフスキー」・「ラフマニノフ」・「マリア・カラス」・「ルチアーノ・パヴァロッティ」などがいます。
また、「カーネギーホール」でのコンサートはクラシックばかりではありません。「マイルズ・デイヴィス」・「ビリー・ホリデイ」・「エラ・フィッツジェラルド」など有名なジャズアーティストもここでコンサートをしたことがあります。
更に「カーネギーホール」で演奏したことのあるポップスターの顔ぶれは、「ビートルズ」・「ローリングストーンズ」・「フランク・シナトラ」・「ボブ・ディラン」・「ジョゼフィン・ベーカー」・「スティーヴィー・ワンダー」・「デヴィッド・ボウイ」・「ナット・キング・コーイ」・「ジェイZ-」などそうそうたる顔ぶれです。
「カーネギーホール」へ出演した日本の有名人は、元X-JAPANの「YOSHIKI」・歌舞伎役者「市川海老蔵」などがあげられます。
【レストラン】

ミッドタウンに位置する「カーネギーホール」は、周辺にさまざまなカフェやレストランが営業しています。
公演前後の空腹を満たすにはもってこいで、特に「カーネギーホール」真向かいにあるレストラン「TRATTORIA DELL'ARTE」は有名で、朗らかな雰囲気の中で上質なイタリアンを味わえます。

人気のメニューには、パスタから、魚料理まで幅広く取り揃えられています。食事をしながら演奏に思いを馳せるのもまた、音楽鑑賞の楽しみの一つです!
【基本情報】
TRATTORIA DELL'ARTE
住所:900 7th Ave, New York, NY 10106
電話番号:+12122459800
【ギフトショップ】

「カーネギーホール」には、他にもお土産を購入することができる「ギフトショップ」があります。こちらはチケットなどを持っていなくても入ることができるので、周辺に立ち寄る機会がある方は、是非覗いてみましょう!
せっかくマンハッタンにある「カーネギーホール」を訪ねたら、思い出に残る素敵なお土産をこちらで探してみましょう!
【カーネギーホール周辺:おすすめ観光スポット3選!】
〖セントラルパーク〗

こちらは、アメリカ・ニューヨーク・マンハッタン島の摩天楼のど真ん中に広がる都会のオアシス「セントラル・パーク(Central Park)」です!
誰もが一度は目や耳にしたことがある「セントラル・パーク」は、都市部の公園としては全米一の規模と言われ南北4キロ・東西0.8キロ、地図で示すと南北59丁目から110丁目・東西5番街から8番街までという広さ誇る公園で、地元のニューヨーカーにはもちろん、観光客にも大人気のスポットです。

映画やテレビの舞台としてもよく利用され、毎年3500万人もの人が訪れる「セントラル・パーク」は、まさにマンハッタンの〖心臓〗です。広大な敷地には、約9000個のベンチ・約24000本の木があり、園内には様々な観光スポット・アクティビティ・テイクアウトできるお店があります。
【基本情報】
住所:59-110th St Central Park West & 5th Ave New York City NY
電話番号: +1 212-310-6600
開園時間:6:00~翌日1:00 定休日:無
アクセス:地下鉄N/R線 59th street(59丁目)駅下車後、徒歩1分
※公園入り口は各所にあります。
公式サイト:http://www.centralparknyc.org/

こちらは、日本のメディアやTVでもお馴染みのニューヨークの人気観光スポット「ロックフェラーセンター(Rockefeller Center)」です!
「トップ・オブ・ザ・ロック」は70階にあり、展望台からニューヨークの素晴らしい眺めを観ることができます。エレベーターで70階まで上がったら、3ヶ所あるビューポイントを見つけて360度の景色を楽しんでください!
美しい「セントラル・パーク」や103階建ての壮大な「エンパイア・ステート・ビルディング」などが観えますよ!

【基本情報】
住所:47th-50th Street / 5th-6th Avenue
電話番号:212-332-6868
アクセス:「Rockefeller Center駅」からすぐ。
営業時間:24時間
※ショップなどは各店舗により異なります。
トップ・オブ・ザ・ロック:8:00~24:00
※最終上りエレベーター23:00
定休日:
※ショップなどは各店舗により異なります。
トップ・オブ・ザ・ロック:無休

こちらは、世界のモダンアートの最先端をリードするニューヨークらしい、近現代アートの金字塔作品が結集した「ニューヨーク近代美術館」通称「MoMA(モマ)」です!
「ニューヨーク近代美術館」は、全てのモダンアートファン必見の美術館で、ニューヨーク観光の要所としても避けては通れない人気の美術館です。「モネ」や「セザンヌ」などの印象派をはじめ、「ピカソ」・「マチス」・「ウォーホル」など現代美術の代表作が鑑賞できます。

北米でも主要な近代美術館の1つとされており、素晴らしい常設展の他、様々な特別展があります。また、「ニューヨーク近代美術館」の建物は日本人建築家「谷口吉生」氏の設計です。
【基本情報】
住所:11 West 53 Street, New York
電話番号:212-708-9400
アクセス:5th Avenue-53rd Street駅から徒歩すぐ
開館時間:10:30~17:30(金~20:00)
定休日:サンクスギビング、12/25
入館料:大人25ドル、65歳以上18ドル(要身分証)、学生14ドル(要身分証)、16歳以下は無料
入場券には特別展、フィルム上映(ご鑑賞の際には別のフィルム入場券が必要となります)、および別館のMoMA PS1への入場料が含まれます。
いかがでしたでしょうか。
クラシック好きという方はもちろん、ニューヨークへ行くけどの観光場所を悩んでいるというほうにおすすめの「カーネギーホール」。
歴史が感じられる「カーネギーホール」での音楽鑑賞や、ツアーに参加してみてはいかがでしょうか。誰しもが憧れるカーネギーホールは、あなたの一生の思い出になるかも知れません。
【基本情報】
カーネギーホール
住所:881 7th Ave., New York
電話番号:(212)2477800
アクセス:地下鉄N・Q・R・W線「57丁目/7アベニュー(57 St./7 Ave.)駅」下車すぐ。
駐車場:なし
料金:
入場自体は無料。
見学ツアー料金:大人17USドル/シニア12USドル/学生12USドル
チケット料金:公演により異なる。
営業時間(ボックスオフィス):
月曜日~土曜日:11時00分~18時00分
日曜日:12時00分~18時00分
※見学ツアー時間は要確認
定休日/休業日:公演スケジュールによる。
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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